薄毛が気になるときの魔法のオーダー術
勇気を出して美容院に行っても、いざ席に座ると「どうオーダーすればいいか分からない」という壁にぶつかります。薄毛の悩みを的確に伝え、理想のスタイルに近づけるためには、少しだけオーダーにコツが必要です。最もやってはいけないのが「お任せで」と言ってしまうこと。そして、ただ長く伸ばして隠そうとすることです。長く重い髪は、かえってトップのボリュームを潰し、分け目をパックリと見せてしまう原因になります。では、どう伝えれば良いのでしょうか。一番シンプルで効果的なのは「悩みを具体的に、かつポジティブに伝える」ことです。「ハゲてて…」と卑下するのではなく、「トップにボリュームが欲しいです」「分け目が目立ちにくいようにしたいです」「つむじ周りがペタッとしやすいので、ふんわり見せたいです」といった形で、どうなりたいかを伝えましょう。ヘアカタログの写真を見せるのも非常に有効です。その際、完全に同じ髪型を目指すのではなく、「このスタイルの、この部分のボリューム感が理想です」というように、ポイントを絞って見せると、美容師もあなたの意図を汲み取りやすくなります。また、「スタイリングが苦手なので、乾かすだけで形になるようにしてほしい」と付け加えるのも重要です。薄毛をカバーするスタイルは、日々のスタイリングが鍵になることが多いからです。あなたのライフスタイルに合わせた再現性の高い髪型を提案してくれるでしょう。美容師はあなたの悩みを解決するパートナーです。恥ずかしがらずに、あなたの「なりたい姿」を言葉にして伝えてみてください。