薄毛や禿げには内側のアプローチが大切

薄毛や禿げでお悩みの男性、多くいらっしゃるんでしょうね。

私の兄や父も、薄毛とハゲなどでコンプレックスを抱えている男性の気持ちがよく分かります。

普通、育毛には育毛効果のあるシャンプーや育毛剤を使うことが多いかと思います。
ですが、私の家族の実体験からしても、外側からのアプローチより、内側へのアプローチの方が何十倍も重要だということが分かりました。

お悩みの方に少しでもお役に立てるよう願い、私や家族が調べて実践したことなどを、お話したいと思います。

 

まず、内側へのアプローチの1つに食事内容の改善があります。

薄毛や禿げでお悩みの方は、遺伝やもともとの体質が原因で、どうしようもないと思われている方もいらっしゃると思います。

どうしようもないことは、ないんです。

自分の今の体は、これまでに自分が口にしてきた食事でつくられていることを、皆さんお気づきでしょうか?

ファストフード、インスタントラーメン、菓子パン、スナック、お惣菜など、手軽に食べられるのは良いですが、これらの食品には添加物が多く含まれており、ほとんど栄養がありません。
栄養が行き渡り、健康な体があってこそ育毛に繋がることは、近年の科学的根拠からも言えることです。

 

髪はアミノ酸からなるケラチンというたんぱく質でできているのですが、単純にたんぱく質を摂取すれば良いという話ではなく、体にとって必要な栄養素をバランスよく摂取していくことが鍵になります。

 

基本のたんぱく質の中でも大きな役割があるのが大豆です。
大豆は、イソフラボンという女性ホルモンに似た働きをすることから、薄毛を加速させる男性ホルモンを抑えて、ホルモンバランスを整えてくれます。

豆乳や納豆、豆腐や味噌などから、手軽に摂取できます。
(豆乳は添加物が入っていない、無調整豆乳をおすすめします。)

たんぱく質の大豆をベースに、他の栄養素を担う食品も、あわせて摂取して行きましょう。
育毛に繋がる食品は以下です。

 

・海藻類
(ビタミンやミネラルが豊富。フコイダンという成分が美容に効く。IGF-1という成長因子が発毛を促進する)

・唐辛子
(カプサイシンが血行を促進することで増毛効果がある。大豆と一緒に摂取すると、海藻類にも含まれるIGF-1という成長因子になる)

・生姜
(白血球を増やし、新陳代謝を高め育毛を促進する)

・玉ねぎ
(硫化アリルが新陳代謝を促進し、血流が良くなるため発毛効果を高める)

・牡蠣
(亜鉛が髪のもとになるケラチンの生成を促進させる)

・レバー
(牡蠣と同様、亜鉛やビタミン、必須アミノ酸がバランスよく含まれており、髪の生成を促進する)

・ナッツ類
(亜鉛や良質なたんぱく質が毛細血管を活発にさせ、良質な油分が髪の保湿の手助けとなる)

・みかんの皮
(皮に含まれるポリフェノールのヘスペリジンや、リモネンという成分が、毛母細胞を活発にさせ、毛細血管が開き発毛に繋がる)

 

以上の食品が、具体的に育毛に繋がる食品です。
まだまだ、他にも育毛促進効果のある食品はたくさんあると思いますが、私の知っているものを挙げさせてもらいました。

私の家族も、髪に良いとされている食品を調べながらスーパーに買い物に行き、自宅で自ら調理する努力をしていたところ、料理という新たな楽しみが増えたことで以前より充実した日々を過ごしています。

ぜひ皆さんも、偏らず、バランスよく栄養素を摂取することを生活に取り入れ、それを嫌々ではなく楽しめるようになってもらいたいなと思います。

 

そして何より、薄毛や禿げをコンプレックスに感じて自信を失うことが一番身体に良くないので、まずは自分自身を素直に受け入れてあげることが大切です。

私は個人的に、薄毛や禿げの人でも清潔感があって堂々としている男性と、これまでたくさん出会ってきて、その人達は本当に心からカッコ良いなと思えました。

まずは自分を受け入れて、清潔にし、自信を持って堂々としていて下さい。
そして、食事の見直しをしてみる。

そうして日々心の中から努力を積み重ねて行くことで、きっと自分でも驚くような素敵な自分に出会える日が来ます。

コンプレックスからの脱却を、心から願っています。

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